競艇(モーターボート)レーサー・東健介(ひがし けんすけ)選手の応援ページです。

by 米澤秀司

 Museスタッフと東選手との出逢いは、僕たちがまだ「しずく」で働いていた2006年の夏のことでした。レースの合間の休暇を利用して、ご家族&ワンちゃんと一緒に北海道旅行されていた東選手が、しずくにご宿泊。大の競艇ファンだった僕は、「もし、全くの同性同名の別のお方だったらどうしよう…」と思いながらも、朝食を終えられた後で勇気をもってお尋ねしてみました。「もしかして、岡山の競艇選手の東健介さんですか」と…。それからというもの、スカイパーフェクトTVの競艇番組「JLC(日本レジャーチャンネル)」の画面上に映る素晴らしい雄姿に大声援を送ることはもちろん、レース外での東さんの素敵な人間性にも僕たちはすっかり魅了されてしまいました。今では、スタッフ全員が「東健介応援団」となって、いつも心のどこかで東さんの活躍を願う毎日となっています。 

実際にレースで使用していた「ひまわり」のデザインのヘルメット。額には家紋が入っています。スタッフのためにプレゼントして下さいました。

東さんのサイン入りプロペラ。選手はプロペラを自分で加工調整することが許されていて、戦法や、季節・レース場ごとの水面状況に合わせて、独自に仕上げていきます。

気迫とスピードに溢れた素晴らしいモンキーターン。遠く離れた場所から望遠レンズで撮影。

2007年の夏に再びお越し下さったときにいただいたサイン色紙。どれもとても貴重な、宝物ばかりです。

スタッフみんなで作った横断幕の前でのツーショットです。

児島競艇場の入門口。東さんが出場された2008年新春レースの観戦に、家族で行ってきました。

水面のフェンス際でみんなで応援。お正月ということで、スタンドは大勢の観客でいっぱいで、フェンス際にもたくさんの人が出てきて間近で観戦、熱気に溢れていました。

飛び交う大声援を受けながら、スタート直前に集中力を高めていく東選手。

「Museスタッフの日記」2007/08/02分を掲載させていただきます。(しずく時代に書いたものです)

憧れのレーサーとの再会(だんな)

 いよいよ8月に入って、(省略)…

 …そんな中、昨日は当しずくが店をあげて応援しているモーターボート(競艇)レーサー・東健介選手が、昨年に続いてご家族でお越し下さって、みんなで楽しいひとときを過ごさせていただきました。

 そもそも僕が競艇ファンになったのは、93年の冬、当時住んでいた滋賀県大津市のアパート近くにある銭湯の中での会話がきっかけでした。いつも同じ時間にお風呂にやってくる顔ぶれが、毎度話題にしているのは琵琶湖競艇レースのことばかり…。まだ独身だった僕は、おじさん達の会話に囲まれながら、いつもポツンと湯舟につかっていました。半年ほどそんな日々が続いていたある日、おじさん達の会話がいつにも増して白熱していたのに耳を奪われました。その内容といえば、琵琶湖ボートの大エース・野崎進選手が地元に凱旋、他地区の強豪レーサーを迎え討つことになったが、果たしてその激戦を野崎選手はどう制していくのか、といったことでした。僕は「いつもこの銭湯の人たちが話題にしている野崎選手が生で観れるんなら、一度ちょっとのぞいてみようか…」という気持ちが、突然に芽生えてきました。

 かくして初めて競艇場に足を踏み入れた僕は、舟券より何より、そのモーター音やレースの迫力、銀屋根の壮大なスタンドのスケールにいっぺんで魅了されてしまいました。もちろん、お目当ての野崎進選手のレースぶりにも鳥肌の立つような凄みを感じて、その場にしてすっかり競艇ファン、野崎進ファンになってしまったのでした。

 それからというもの、銭湯でもおじさん達と一緒にレースの話で盛り上がるようになり、仕事が休みの時には友人や後輩を連れ立って、しょっちゅうレース観戦に出掛けるようになりました。そんな頃、新進気鋭の若手レーサーの中で、僕が特に注目していた選手の一人が、東健介選手でした。

 昨年の夏、お電話でご宿泊のご予約をいただいた時には、まさかそれが、本当にレーサーの東選手からのものだとは思いもよりませんでしたが、お食事の後で恐る恐るお訪ねしてみたところ、なんとご本人だとわかって、僕はもちろんスタッフ一同もびっくり!それからというもの、レースの合間のお休みの日にお電話でお話させていただいたり、貴重なプロペラなどをプレゼントしていただいたり…と、プロのレーサーとファンという垣根を越えたおつきあいをさせていただいてきました。昨年の暮れには、僕がファンになるきっかけを作ってくれた野崎進選手と、桐生(群馬)〜住之江(大阪)のシリーズに連続エントリーされ、どちらも東選手が優勝。しかも開催期間中に野崎選手に話をしてくださって、サイン入りのプロペラまでもらって、僕に送って下さいました。

 こんな夢のような話が続く中で、今年もまた岡山からはるばるやってきて下さって、一年ぶりの再会を果たすことができ、昨夜は真夜中までレースの話でたっぷりと盛り上がらせていただくことになりました。可愛いお子さんたちも、柊太と歳が近いこともあってすっかり仲良しに。

 今では一流のレーサーとしてはもちろん、むしろその人間性の魅力に、僕たちはより一層の憧れを抱いているように思います。どんな時でも心から応援したくなるのは、その人の素敵な人柄があってこそだと、改めて気づかされます。今回の東さんとの再会の中から、またたくさんのことを学ばせていたように思います。

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