昨日の早朝便の飛行機で、娘のすみれが東京へと旅立ちました。期待と不安が入り交じった、この先に待つ未来への希望に胸を膨らませた記念すべき門出ということで、僕も朝4時に起きて、千歳空港まで見送りに行ってきました。アパートの契約や家具やベッドなど必需品の買い揃えなどもあるため、妻も同行して1週間東京へ滞在。入学式まで見届けてからこちらへ帰ってくることになっています。
昨日は仕事を終えて、インコのルルちゃんだけが待つ自宅へ帰ってきましたが、いつもリビングにいるのが当然だったすーちゃんがもういないのかと思うと、なんだかやっぱり寂しい気持ちにもなりました。東京での大学生活で、いい人たちに囲まれて、いい友達に恵まれるといいなと願いつつ、いろいろと心配もしますが、気づけばもう立派な女性になってるんだな、と今さら驚いたりもしています。いつまでも小さな子供のままのような気がしていましたが、もしかすると成長が遅れてるのは僕なんかなと(笑)。
ともあれ、息子の柊太くんも無事に大学を卒業して、この春から長野の企業に就職。まずは一人、なんとか子育てを終えることができ、肩の荷が半分おりたような気がします。
僕らのような飲食店といった業界は、誰でも参入できて年間に4万店もの店が国内でオープンし、その一方で既存の5万店が閉店するという、最も始めやすくて、最も継続させるのが難しい業界。僕らにしても、子供たちの無邪気な姿を見ながら、自分が今歯を食いしばらないでどうする?と、何度も立ち上がってきたように思います。子供たちがそれぞれに新しい門出を迎えて、僕ら夫婦にとっては、これ以上嬉しいことはないなと、しみじみ実感しているところです。
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