先週は、月〜水まで3連休をいただいて、友人のT君とバイクの旅に出かけてきました。T君とのツーリング旅は毎夏の恒例行事となっていて、最初は近場で登別〜洞爺湖〜長万部の二股ラジウム温泉、次は層雲峡温泉、昨年は函館と、一泊で十分なところばかりに行ってきましたが、今回は釧路方面へのロングツーリングということで、2泊3日で1200キロを下道ばかりで走ってきました。 僕が「雨男」なだけに、天気予報はずっと前から雨予報でしたが、「晴れ男」のT君のおかげで、出発当日は曇りから晴れの絶好のバイク日和となりました。 朝の9時過ぎに出発して、日勝峠を越えて昼過ぎには帯広に到着しましたが、ところどころの道の駅で休憩しながら、そのまま真っすぐ釧路へと向かい、夕方4時頃には釧路のホテルへ到着しました。 釧路といえば、駅前の衰退ぶりや人口減少の加速などで、ネガティブなニュースばかり聞こえてくる街でしたが、実際に行ってみると、郊外はかなり栄えているし、有名な幣舞橋(ぬさまいばし)は、おっさん二人が歩くのがはばかわれるほど素敵な、ロマンチックなところ。最大の繁華街「末広町」は大きなビルが立ち並ぶ、にぎやかなネオン街で、入ろうとした店はどこもたくさんのお客さんで賑わっていました。ホテルの近くの炉端焼きの店で、釧路の新鮮な魚介を炭火で堪能してきました。T君は、以前、勤務する会社で釧路を担当していたこともあり、「どうしても行きたい店がある」と、クレープ屋さんに連れて行ってくれました。フルーツ盛沢山の「アサイークレープ」という、うちのハンバーグより高いクレープを注文。店員さんが「店内で食べられますか?テイクアウトにされますか?」と聞いてこられたので、一瞬、おっさん二人が店内で仲良くクレープを食べている絵を想像した僕は「テイクアウトでお願いします」と即答。部屋でおいしく食べました(笑)。
次の日には根室へと向かい、その先にある日本の最東端「ノシャップ岬」へと。ちなみに、北方領土は日本固有の領土であるとのことから、日本最東端と言ってはならず、「本土最東端」と言わねばならないそうです。霧が凄くて、海の向こうの景色は何も見えませんでしたが、うちらの小さなバイクで、この日本の端までやってきたんだなと、感慨深さひとしおでした。そして、このノシャップ岬を含む根室半島の景色の素晴らしさは、本当にこれまでの人生で味わったことのないほどでした。ノシャップ岬では食堂に入り、「せっかくだからちょっと贅沢するか」と、10種類の豪華海の幸の寿司を注文。ところが、注文をとった年配の女性がなにを勘違いしたのか、出てきたのは花咲ガニ丼。「ま、せっかく作ってくれたんだからいいか」と食べ始めると、さっきのおばあちゃん(失礼)が、「カニの味噌汁あるから出してあげるね。お兄ちゃんたち(?)せっかく来てくれたから、カニも多めに乗せといたから」と。「根室に来て花咲カニをたっぷり食べられて、こりゃラッキーだね」と最高の気分で店を後にしました。
途中、厚岸(あっけし)の道の駅「厚岸グルメパーク」に寄り、そこでも牡蠣三昧の豪華な定食をいただきましたが、そこらの道の駅のファーストフードものと違い、料理人の腕が光る最高の牡蠣料理が出てきました。「凄いねこりゃ」と言いながら、生(なま)、蒸し、焼き、フライの4通りの調理で、厚岸名産の牡蠣をたらふく堪能しました。また、そこから見える景色がこれまた素晴らしく、汽水湖の厚岸湖と厚岸湾、そのふたつを結ぶ朱色の厚岸大橋、見事過ぎるコントラストに「まさしく絶景だなこりゃ」と言いながら、しばし呆然と眺め続けていました。
インバウンド人気No.1の北海道と言えども、外国人も道東まではなかなか足を運べる人は少ないと思います。僕も今回が初めてでしたが、こんな手つかずの素晴らしい風景が日本にあったのかと、道内にいながらこれまで知らず、ぜひとも多くの人にこの魅力を知ってほしいと思いました。今回家で留守番させた妻も早く連れていきたいし、盟友のT君とも「来年も道東だな」と早くも話しています。 帰り際、帯広で名物の豚丼を食べ、大満足の帰路となりましたが、行きに比べバイクの車重がだいぶ重くなったか燃費が落ちた気が。座右の銘は「明日からダイエット」ですので、来年までにはバイクの総重量を減らしたいと思います。
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