おがわとーるキャンドルナイトコンサート
昨夜、七夕の夜は待ちに待った「おがわとーるキャンドルナイトスペシャルコンサート」。「銀河鉄道の夜」のテーマキャンドルがたくさん灯るロマンチックな雰囲気の中、おがわさんが列車の車内放送風なマイクで発車進行を告げてコンサートはスタート。お客様に配られた「銀河鉄道記念乗車券」には、小樽発〜月(経由)〜天の川行き〜と刷られていたことから、「Fly meto the Moon」に始まって、そのままおがわさんの代表曲のひとつ「My SweetDays」へ。ギターを爽快にかき鳴らしながら「さぁ行くんだ その顔をあげて」のフレーズが懐かしい「さよなら銀河鉄道999のテーマ」など、汽車や夜空をテーマにしたセンス抜群の選曲で、前半から会場をすっかり魅了してくれました。
後半では、この日ついに発売となった「Moment」収録の極上インストゥルメンタルを、次々に生披露。ピアノとギターが絡み合う「WhenI'm withYou」では、ギターを持ったままピアノの椅子に座り、代わるがわるどちらも演奏するという、ライブならではのパフォーマンスを見せてもくれました。また「つらい出来事は 神様が君にくれた 贈り物」という言葉ではじまる新曲「ギフト」に、多くの方が涙を溢れさせる場面もありました。ラストを飾った「明日の地図」もそうですが、とても深い歌詞のひとつひとつが、聴くごとに心にぐっと染みわたっていきます。人は誰でも、乗り越えるには困難な、大きな壁にぶち当たりながら生きている…。だけど、そこでただひざまづいているだけで何も解決しないんなら、駄目でもぶち当たっていった方がいい。何もしないよりも、必ず見える何かを得ることはできるはずだから…。そういったメッセージが、押し付けがましさとは全く無縁な、爽やかな歌声とともに、聴いている人の胸に届いていきます。大きなアンコールの拍手に迎えられ、最後は名刺代わりのバラード「空がみえますか」とMomentに収録のラストソング「Goodnight,OverheadRailway」で静かに、感動的に幕を閉じたおがわとーるキャンドルナイトコンサート。
思えばCD「Moment」の制作が構想段階だった頃から、おがわさんとは何度も会ったり打ち合わせをしたりしながら、昨年末からずっと一緒に、プロジェクトに取り組んできました。完成が近づくにつれて、僕たち夫婦とおがわさんとの絆は、どんどん強くかけがえのないものになっていくのがわかりました。だからCDの完成と、その先にあったコンサートが無事に終了したときは、僕らにとってはまさに感無量の思いで、なんだか何かがなくなってしまったような虚脱感まで感じたほどでした。
今回、七夕にちなんで、銀河鉄道を旅するようなイメージのポスターをつくりましたが、列車に乗って一緒に旅をしたたくさんのお客様方とともに、随分と前からこの銀河旅行を楽しみにしてきました。「旅というのは、本番だけが楽しみじゃない。旅をしようかと思ったとき、予約をとったときから、もう旅の楽しみは始まっている…」とどこかで読んだことがありますが、その楽しみが大きかった分、そしてその旅そのものが素晴らしいものとなればなるほど、終わってすべてが過去となったとき、その辛さは言葉にも出せないほど大きなものになります。
「だとしたら、おがわとーる号に乗って、本当に銀河旅行に行って帰ってきたのかな?」と、誰もが錯覚しそうになるぐらい、本当に素敵な、想い出に残る夜になりました。
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