キャンドルライトカフェ&レストラン 小樽Muse

2010年7月8日のスタッフの日記より






昨夜は七夕ライブ(だんな)
 最近は暑さのせいか、ランチタイムのオーダーはカレーが多くなってきています。洋食の店ということで、「ガッツリ系」の食事が多い当店ですが、カレーのルーには「新宿中村屋」のカリー粉も合わせて使っていて、かなりスパイシーです。食欲減退の猛暑でも、汗をかきながら食が進むよう、さらに考えて仕込んでみたいと思っています。
 さて、七夕の昨夜は志藤さん&宮津さんのお二人「ともも」によるギターとピアノ&歌のライブ。それぞれのお友達やお世話になった方もお顔を見せてくださって、温かな雰囲気に包まれた素敵なステージになりました。ジャズナンバーや親しみ深いポップス、カーペンターズやスティングなど、洋楽の名曲も織り交ぜながらたっぷりと聴かせてくださった1時間。それにしても、ギターの志藤さんの上手さ、テクニック、引き出しの多さ…その奥の深い演奏には、本当に度肝を抜かれました。ギタリストとして年数を重ね、一本のギターから時には温かに、心の中の小さな断片を汲み取るように、そして別の曲では乾いた音でエッジの効いた熱演を楽しませてくれる…。いまや札幌のクラブシーンでも精鋭ぶりが広く伝わる志藤さんだけに、「上手い」という言葉はむしろ失礼だとは思いつつも、6〜7年前に初めてお会いしたときの、音楽にガムシャラに向き合っていた姿と重ね合わせて聴いてみるほどに、感慨深いものまでこみ上げてきていました。もちろん、パートナーの宮津さんの歌と演奏も本当に素敵でした。歌に対して一途というか、真っ直ぐでひたむきなのが伝わってきて、それが聴いている人の心に手作りのギフトとして届けられるような音楽でした。ともあれ、これからさらにユニットとして活動の場を広げ、いずれはレコーディングにも取り組んでみたいとも思っているというお二人。爽やかさな二人の魅力が、曇り空の天の川に爽快に響いた、なんとも気持ちのいい夜となりました。